キャンプ、アウトドアで最も楽しみにしていることの1つであるBBQ。これからの季節はBBQを楽しむ機会が増えてきますね。食品や飲料を新鮮な状態で保管するために、クーラーボックスは必需品です。この記事ではおしゃれ女子たちが持ち歩くだけで目を惹くような、おすすめクーラーボックスを紹介します。

クーラーボックスの選び方

1. ソフトタイプ or ハードタイプ

クーラーボックスには、ハードタイプとソフトタイプの2種類があります、それぞれに適した使用場面があるので目的に応じて使い分けるのがいいでしょう。

■ハードタイプ

本体が硬いため衝撃に強いので、中の食材が潰れたり傷みにくいです。また長時間の保冷に優れているのが特徴です。製品によってはアウトドアチェアやテーブルの代わりにもできて便利です。

■ソフトタイプ

軽くて持ちやすいのが特徴です。使わない時は、コンパクトに折りたたんで収納できます。カラフルでおしゃれな物も多く、普段使いしやすいのも魅力です。

2. 素材で選ぶ

クーラーボックスに使われている素材は、保冷力が高い順に、①真空断熱パネル　②発泡ウレタン　③発泡スチロールの3種類です。

■真空断熱パネル

クーラーボックス素材の中で最も断熱効果に優れており、主に釣具メーカー製のクーラーボックスに採用されています。保冷力の高い製品を求めている人向けです。

■発砲ウレタン

クーラーボックスの素材としては一番メジャーで、夏でも一定の保冷力が期待でき、コストパフォーマンスに優れています。アウトドアブランドのクーラーボックスに使われていることが多いです。

■発砲スチロール

軽量で安く入手できますが、保冷力は期待できません。暑くない時期の日帰りBBQなどに重宝します。

ポップでかわいい小型クーラーボックス

ここではデイキャンプなどに適した小型のクーラーボックスを紹介します。少人数でのランチや、BBQの材料を分担して持ち寄るような時に便利なサイズです。

1. ノースフェイス | フィルデンスクーラー24LT

ショルダー型のシンプルで機能美に優れたクーラーボックスです。開口部にはマグフラップシステムが使われていて、ジッパーを締めなくても保冷力を維持できるようになっています。また縫い目が出ないウェルディング製法で仕上げることで、高い耐久性と耐水性を実現しています。

2. ダイワ | クーラーバッグ8L

キャンバスバッグのようにかわいいクーラーボックスです。小型ながら、7層断熱構造を採用して保冷力を強化し、30mmの厚底断熱材を採用して地面からの熱伝導をカット。オリジナル機能「Zシステム」で高保冷を可能にしています。またPVCインナーをワンタッチで外して丸洗いが可能で、角の細かい汚れもキレイに落とせます。

3. パイクスピーク | クーラーボックス 5.5L

パステルカラーが目を引くクーラーボックスです。コンパクトながら、350ml缶が6本も入り、容量も申し分ありません。付属の保冷剤はフタの内側にすっぽりハマるように取り付け可能で、内部空間を圧迫せずに、高い保冷力を維持しています。つかみやすいハンドルで持ち運びも簡単です。

4. リブウェル | ナチュールクーラー 7L

特徴のある形がかわいいクーラーボックスで、この形状が保冷力のカギを握っています。フタ側を大きく、冷蔵庫のような段差構造にすることで、冷気が逃げにくくなっているのです。さらにクーラーボックスに合わせた発泡材を使用することで、密閉力を高めて外気の影響を受けにくくしています。

5. Record-Happ | 断熱トートクーラー2L

スタイリッシュなオールインワンのクーラーボックスです。2人分のカラトリーが収納されており、このバッグひとつでアウトドアランチを楽しめます。飲み物は個別に収納できる作りになっており、移動中にガチャガチャ動く心配がありません。肩にかけて颯爽と歩きたいクーラーボックスです。

6. スパイス | クーラーバスケット

おしゃれなカゴバッグにしか見えませんが、カゴの中はしっかり保冷ボックスになっています。フタの内側についているベルトを使えば、お皿などを固定できます。さらにピクニックシートも横に付けられるので、持ち運びにも便利です。ピクニックシートとカゴの内布がお揃いの柄で揃えられているところも、キュートなポイントです。

保冷力が自慢！　最強な中型クーラーボックス

ここで紹介するクーラーボックスは、野外での活動に最適な保冷力を期待できるアイテムです。各メーカーが、厳しい環境下でも優れた保冷効果を発揮するように開発したもので、野外でのイベントを楽しむために、心強い相棒になってくれるでしょう。

1.イエティ | タンドラ35

イエティといえば高い保冷力が有名です。その秘密は、圧力注入された分厚いインスレーションと密封性の高いシステムです。さらに「ローテーショナルモールド」という、継ぎ目がない構造をクーラーボックスに採用し、冷気を逃がしません。この構造は、元はホワイトウォーターカヤックが激流に耐えられるように考え出された物で、保冷力の維持だけでなく

耐久性にも効果を発揮しています。

2.スノーピーク | ソフトクーラー38L

シンプルでやさしい色合いのクーラーボックスです。

アルミコーティングのエアシェル断熱材を使用しているため、クーラーボックスの内側では冷気を保冷し、外側では外気の熱を跳ね返す構造で保冷力を維持しています。中の氷の溶け具合は、24時間後で約25％。1泊なら問題ない保冷力です。

また衝撃にも強くできています。接合部には超音波溶着が施されており、溶接部から内部の水が漏れることはありません。

3.ダイワ | クーラーボックス RX2600 / SU 26L

シンプルなデザインが美しいクーラーボックスです。釣具メーカー自信の保冷力は、自社基準で「FEEP90」つまり、中の氷の保ち時間が約90時間というスグレモノです。

その理由は、底面に使われている真空パネルが、地面からの熱をシャットアウトしているからです。さらにフタにある小さな開口部が、荷物を出し入れするさいの冷気を逃がしにくくしています。

フタは外せるのでお手入れも簡単。持ち運びは大型のハンドルとショルダーベルトを併用して負担を軽くできます。

4.ロゴス | ハイパー氷点下クーラー20L

キューブ形状がかわいいクーラーボックスです。表面のメタルシルバーカラーが太陽の光を反射して熱を寄せ付けません。さらに、別売りの「氷点下パックGT-16℃」を使うと、アイスクリームが最大11時間も保存できるという、保冷力の高さが特徴です。本体はシェルプロテクト構造により衝撃に強く、中のビンを守ります。使わない時は薄くたためて、コンパクトに収納可能です。

5.WAQ | ソフトクーラーボックス33L

カッコイイ、ソフトに見えないクーラーボックスです。自慢の保冷力はなんと36時間。外気の熱が中に入り込みにくい三層構造で冷気を維持し、天板面が小さく開く「クイックアクセス機能」が冷気を逃さず、長時間の保冷を持続させます。内部は、付属している2枚の仕切り板を使えば、食材や飲み物を分けて入れられます。

移動も軽やか！　ホイール付きクーラーボックス　　

キャンプ場などで、サイトと駐車場が離れている場合は、荷物を運ぶのに苦労することが少なくありません。足場が平らとは限らないので、荷物を両手に抱えての移動は大変です。そのようなときに頼りになるのは、ホイール付きのクーラーボックスです。

1.コールマン | ホイールクーラー 28QT

爽やかなカラーのキャリー付きクーラーボックスです。押し込むタイプのフタで高い密着性を実現し、長時間の保冷を維持します。本体も軽くて扱いやすく、サイドにある持ち手で軽々と下げることができます。荷物の移動にはキャリーが大活躍。移動が終わったら、長い持ち手は縮めてコンパクトに収納できます。

2.ローバー | クーラーボックスRollR 45

アメリカ製らしい剛性をもち、クールなデザインのクーラーボックス。太いテレーンタイヤは悪路をものともせず走行できます。本体はロトモールド製法という継ぎ目のない製法で作られており、保冷力は驚きの高さを誇っています。また本体と重ねて使える、折り畳み式のオープンボックスもついているので、荷物を運ぶときに役立ちます。

最強クーラーボックス　まとめ　　　

今回の記事では、1人で持てるサイズのクーラーボックスを厳選してご紹介しました。

クーラーボックスを選ぶさいは、デザイン、持ちやすさ、保冷力を総合的に比較して、用途に合ったものを使ってください。新鮮な食材や冷たい飲み物は、野外でのアクティビティをよりいっそう、楽しいものにしてくれるでしょう。